民主党教育基本問題調査会は15日、参議院議員会館内で総会を開き、12日夜に党教育基本問題検討会が取りまとめた前文と21条と附則から成る「民主党の日本国教育基本法案(新法)要綱」(民主党「教育基本法に関する検討会」案)に関して協議し、いくつかの指摘はあったものの、原案通り拍手で了承されました。
同調査会の了承に基づき、法文化の作業に入ります。法文化作業の担当議員については同会会長である鳩山由紀夫幹事長に一任され、国会対策委員会との調整にも入っていきます。衆院に設置された教育基本法改正案に関する特別委員会委員からも法案化を担当する議員が選出される予定です。また、協議の折に参加議員から指摘のあった点については、可能な部分は検討していくとの意向が鳩山幹事長から示され、今月中にも法案化して国会に提出する。