安倍内閣の政治課題に対する不誠実な対応を厳しく批判
12月15日、衆議院本会議で民主党はじめ野党4党が提出した安倍内閣不信任決議案が審議され、野党4党を代表して菅直人代表代行が不信任決議案提案の趣旨説明を行い、また牧義夫議員が賛成討論に立ちました。
牧議員は賛成討論のなかで、小泉政権下で負担増に喘いでいた国民は安倍内閣誕生を期待を持って受け止めたとの見方を示したうえで、「しかし、国民の期待は見事に裏切られた」と指摘しました。また、徹底した国民的議論が不可欠な教育基本法改正案の強行採決に見られるように、「安倍内閣の政治課題に対する対応は不誠実、真摯な姿勢に欠けていると言わざるを得ない」として、「支持率の低下はまさに国民の怒りの現れである」と述べ、決議案への賛成を表明し、全議員に賛同を呼びかけ、討論を締めくくりました。安倍内閣不信任決議案は採決の結果、与党などの反対多数で否決されました。