2月4日、任期満了に伴う愛知県知事選挙で、民主党推薦の石田芳弘候補は善戦及ばず、惜敗しました。石田候補は「愛知県政、何とか色々な問題提起をという思いで闘ったが、ご期待に添うことができず申し訳なかった」と述べました。
投票率は52・11%。石田候補は民主党のほか、社民党、国民新党の推薦を受け、また「あゆちの風」ネットワークによる新しい形の選挙活動を展開したましたが、残念ながら現職の壁にはとどきませんでした。深夜、自公推薦候補の当選確実の報を受けて、支持者の前に立った石田候補に対し、「よくやった」「胸を張って」などと支持者らは熱い声援を送りました。
石田候補は、記者会見で、敗因について「私の力不足」と述べ、4年に1度の県知事選であり、県民に選択肢を提供したいとの思いで臨んだが、政策論争が深まらなかったと語りました。「中央と地方とは、絶対違う。山地草木、大地といったものが地方の政治と結びつく」として、まちづくりや自治体、郷土の歴史文化という点について、もう少し取り上げ、議論を行いたかったと振り返りました。