民主党躍進を受けた第167臨時国会が7日、召集されました。会期は10日までの4日間。参議院で与党が過半数割れする一方、衆議院では与党が過半数を維持するという、55年体制確立以降では初の「ねじれ国会」となります。
参議院は午前の本会議で、議長に民主党の江田五月元科学技術庁長官を選出。参議院で第1党になった民主党から議長が誕生するという歴史的な日となりました。
選出された江田議長は、「身に余る光栄であり責任の重さを痛感している」と挨拶。「過去に経験のしたことのない政治状況に直面している」との認識を述べ、参議院に注がれる国民の関心が高まる中、「公正、公平を旨に国民の期待に応えてその役割と使命を果たせるよう全力を尽くす」との決意を表明しました。
衆議院は午後1時から本会議を開会。午後3時には天皇陛下をお迎えして参院本会議場で開会式を行いました。
ほんかく