2009年度定期大会が18日午後都内で開かれ、政権交代、国民の支持に基づく新しい政権・国民政権樹立へ全党の意思統一を図りました。大会は、今年中の民主党中心の政権樹立へ向け、熱気あふれるものななりました。
小沢一郎代表は、挨拶で来賓への謝辞を述べ、「政治の役割は究極的に、国民の命と暮らしを守ること、その一点に尽きる」として、「国民の、国民による、国民のための政治」の実現、「人間のための経済」「住民のための社会」の実現を訴えました。また、そのために政権を獲得し、環境と安全・安心のニューディール政策を実行すると強い決を表明しました。
次に鳩山由紀夫幹事長が、2009年度の活動方針等を提案、満場の拍手で確認されました。鳩山幹事長はこのなかで、活動方針は3点に尽きるとして、(1)国会の論戦で麻生政権を追い込むこと、(2)総選挙で勝利し政権交代を実現させること、(3)政権を担い、政策の一つひとつを実現させることを挙げました。
また、菅直人代表代行が緊急雇用対策本部長として、「緊急雇用対策アピールを提案、満場一致で採択されました。アピールは「自公政権にこの未曽有の経済危機を乗り切る力はない。今こそ政権交代を実現し、人間らしく働くことのできる、尊厳ある社会をつくろう」と訴えています。
最後に、輿石東代表代行は「政権交代に向け、団結ガンバロウ」と音頭をとり、大会を締めくりました。