皆様には、日頃より私どもの政治活動にご理解を賜り、何かとご心配を頂いて参りましたが、とりわけ所属政党の分裂や野党勢力再結集に向けてのこの間の慌ただしい動きの渦中にあって、十分な説明のないまま今日に至ったことに先ずはお詫び申し上げなければと思っております。
既にご案内のとおり、まもなく政権選択の受け皿となるべき新党「民進党」が発足します。現時点でこの新党がどれだけの国民の皆様のご期待を頂いているかは分かりませんが、少なくとも安倍政権の暴走を食い止めるためには、何と言われようとこの結集の輪を出来得る限り大きなものにして行くほかないと考えます。
参院選と同時に衆院選も強行されるのではないかと予測される中、然るべき態勢作りが急がれますが、既に破綻が露呈したアベノミクス、憲法違反の安保法制、ますます広がる格差、増税の痛みのみを押しつける苛政には一刻も早くピリオドを打たなければなりません。
過去の政権運営の失敗の反省の上に、恩讐を越え、今度こそ間違いのない国民の選択肢を必ず作り上げる決意を改めて皆様に申し上げます。
平成28年3月14日
衆議院議員 牧 義夫