この度の第 51 回衆議院選挙において、公示日直前に結党した「中道改革連合」の旗を掲げ、戦うこととなった私を信じて託してくださった皆様のご期待を、私の力不足により議席を守ることができず、裏切る結果となりましたこと深くお詫び申し上げます。また、厳しい闘いの中で、連日にわたりお力添え、多大なるご支援をいただいた皆様に心より深く感謝申し上げます。
日頃よりお支え頂く皆様や立憲支持者への丁寧な説明が出来ず、浸透が図れなかったことは、大きな敗因です。
そして、この選挙で私たちは「無党派層」という、今の政治に最もシビアな視線を送る方々の心を掴みきることができませんでした。その理由は明確です。高市政権は国家のアイデンティティを刺激することで、その渇望に一つの「答え」を示しました。一方、私たちは「中道改革」という理性的な正論を掲げましたが、それが皆様の家計や、子育ての不安、老後の安心にどう直結するのか、という「生活実感」にまで言葉を落とし込むことができなかったことです。
今回の選挙結果により、高市政権は圧倒的な議席を背景に、さらなる独走態勢を固めることとなりました。「責任ある積極財政」という名の際限なき膨張、そして安全保障をめぐる右傾化が加速する中で、切り捨てられる声、見過ごされる弱者の痛み、そして議論なき強行突破―。これらが常態化することを、私は強く危惧しています。
今回の敗北は、私に「国民の不安に寄り添う力がまだ足りない」という厳しい教訓を与えました。ですが、私は諦めません。 議席は失いましたが、皆様と共有した志は今も私の中にあります。権力が一つの色に染まろうとする今こそ、異なる声を上げ続ける存在が必要です。私は今日から再び、地域を歩き、学び、対案を磨き上げてまいります。そして、この国の民主主義を、そして多様な未来を取り戻すための闘いに再び身を投じる決意です。
一からの出直しとなりますが、今後とも変わらぬご指導、ご鞭撻を賜りますよう、切にお願い申し上げます。
令和 8 年 3 月
前衆議院議員 牧 義夫

