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    2007-01-01

    あけましておめでとうございます。

    あけましておめでとうございます。旧年中のご厚情、ご声援に改めて感謝申し上げ、皆様にとって本年も平穏なよい年となりますようお祈り申し上げます。
    いよいよ選挙の年の幕開けです。目前に迫った愛知県知事選を皮切りに、春の統一地方選、夏の参議院選と今年前半はまさに選挙一色。また何かとお騒がせをし、お世話にならなければならない年となりそうですが、とりわけ初っぱなの知事選は、その後のわが国政治の動向を大きく左右する天下分け目の戦い、日本の将来を決める上で避けて通ることのできない重要な分岐点、と私共は位置づけております。
    小泉政権の経済・財政政策を基本的に受け継ぐ形の安倍政権のもとで、中央から地方へ負担を押し付けるだけの「分権」や、セーフテイーネットを取り払うだけの「規制緩和」がさらに推し進められ、結果、ほんの一握りの勝ち組とその他大多数の負け組みの格差は拡大の一途を辿っています。「国際競争力」を錦の御旗にパートやフリーター、さらには外国人労働者といった安い労働力を動員した大企業が空前の利益を計上する一方で、一般的な世帯においては所得減額に加えて社会保障費の負担増と給付減、そして定率減税廃止を始めとする実質大増税。参議院選後にはいよいよ消費税増税の議論も始まるようですが、これでは家計消費支出が連続マイナスも無理もない話しで、内需を柱とした力強い景気の回復も、一人ひとりが「真の豊かさ」を実感できる日が訪れることも、今後とも到底見込めそうもありません。
    こうした状況下で人心が荒廃するのは至極当然の帰結で、一方で教育基本法を改め「規範意識を持った国民を育てる」だの「美しい国を創る」だの、と言うのは勝手かもしれませんが、私には政治家が本来の責任を放棄し「お門違い」の要求を国民に押し付けているようにしか聞こえません。昨年の臨時国会では、過去百七十四回にわたる政府主催のタウンミーテイングにおいて「やらせ」が行われて来た事が図らずも露呈しましたが、いわゆる「改革」が、こうした国民の税金を使った世論操作の上に成り立ったとすれば、これほど首尾一貫した「国民不在」の政治もないわけで、その意味で、これから始まる通常国会における論戦もさることながら、それ以上に私はやはり、開始前夜の一連の選挙戦が、この「国民戦線」の主戦場になると思うのです。
     新年早々お願いばかりで恐縮ですが、私もここが正念場だと思っております。皆様にも是非、この国民のための政治を奪還する戦いに参戦していただけますようお願い申し上げ、年頭のご挨拶にかえさせていただきます。

                   平成十九年一月吉日   衆議院議員   牧義夫





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