党の2007年度定期大会の本会議が、16日午前都内で開かれ、参議院での与野党逆転を目指す200年度活動計画案、決算・予算案、規約改正案が承認されました。
挨拶に立った小沢一郎代表は、「最も豊かで最も平等と言われた日本が最も格差のある社会になりつつある。これを一新することが民主党の使命。参議院選挙に勝ち、格差を拡大する地方の疲弊させるような法案は1本も通さないようにしなければならない。そして自公政権を倒さなければならない。参議院選挙に勝利し、生活維新を実現することを誓う」と今年に賭ける決意を力強く表明しました。
鳩山由紀夫幹事長が、活動計画案、決算・予算案、規約改正案の提案に立ち、「国民のための政治、そのための2大政党制。自民党と民主党と違いは視座に違い。小泉・安倍政権は国家を上において、国家を発展させればいい、それですべてがうまくいくとの視座だが、私どもは国民、市民の皆さんに目を向ける、そういう政治。国民の一人ひとりの皆さんの声が反映される政治」の実現が今年の活動にかかっているとして、「地方選挙で大躍進、国政補選での勝利、参議院選での過半数割れをさせ、解散・総選挙に追い込む」と訴え、全員にその決意を共有するよう呼びかけました。
党員特別表彰の後、首長選挙候補、地方議員候補、参議院選候補の紹介がなされ、代表して、石田芳弘愛知県知事予定候補、高島陽子長野県議予定候補、中谷智司参議院選予定候補が力強く勝利、自民党政権の打倒を訴えました。
大会は最後に、菅直人代表代行が「石田愛知県知事候補をはじめとする地方選挙、7月22日予想の参議院選挙、全員の勝利を期し、国民の皆さんの望む政治に大転換、政権交代につなげるために全員の勝利へ、民主党政権誕生に向けて」と団結頑張ろう三唱の音頭をとり、政権交代、2007年政治決戦の勝利を誓い終了しました。