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    2007-01-17

    【定期党大会】地方代議員・特別代議員会議で活発な議論

    党の2007年度定期大会が15日午後から、都内で始まり、参議院選挙での与野党逆転を目指した活動計画案、予算・決算案、規約改正案を基に活発な議論が行われました。

    定刻の午後3時に開始された地方代議員・特別代議員会議は、冒頭、菅直人代表代行が、「2007年は政治の流れを決める年。25日召集される国会を私たちの土俵で闘う。格差是正国会と位置づけ、格差是正の緊急措置法案を提出しようと進めている」と挨拶し、参議院選挙、統一地方自治体選挙を控え、通常国会での闘いの意義を強調しました。また、「私たちは納税者の立場に立つ。そうすれば大きく国民の期待を得ることができる」と民主党のスタンスを改めて明確にしました。

    続いて、鳩山由紀夫幹事長が、活動計画案、決算・予算案・規約改正案を提案。鳩山幹事長はこの中で、「民主党にとってあらゆる年と比較しても最も重い年。選挙に勝つことに最大の目標を置いている。国民の期待に応える政権を作りたい」と強調、今年中の政権奪取を念頭に入れていることを明らかにし、また、そのために、地方議員を含めても更なる候補の擁立への努力を要請しました。

    次に、赤松広隆政権政策委員会委員長が、「政権政策の基本方針」を説明・報告し、松本剛明政策調査会会長が、年金制度、格差是正を中心とする政策課題を説明しました。

    質疑では、テレビCM、広報器材、破壊力のある頼りになる民主党のアピール、年金制度、介護・医療、地方組織のあり方、総支部活動への更なる支援、全国政策調査会長会議の開催、女性の候補擁立、比例代表選挙仕組みのPR、東京都知事選への取り組み、民主党の理念の明確化などさまざまな意見・質問が出されました。

    これらの質問・意見に対して、代表代行、幹事長、担当委員長が丁寧かつ前向きな見解を表明しました。特に、鳩山幹事長は、参議院での与野党逆転がなれば、それは年内総選挙に追い込むということであり、衆議院の候補も選挙は近いとの覚悟で準備をしてほしいとしました。

    会議は最後に、輿石東参議院議員会長が、「天下分け目の戦いである参議院選挙に向け、そのための活動計画、予算との確認ができ、心を一つにできた」と締めくくりの挨拶をして終了しました。
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