自民党総裁選の議論の中で、「行政のムダを見直す」だの「年金のあり方を見直す」だのといった言葉が乱れ飛んでますが、この人たちは本当に恥を知らないのか或いは物忘れがはげしいのか、彼らがこれまでも与党内の要職にあったことは国民みんなが知っています。行政との馴れ合いを続けて来たのも、「100年安心」の年金制度や後期高齢者医療制度を強行採決したのも彼らであることを、多くの国民は忘れてはいません。
柳の下にどじょうは2匹はいません。「総裁選を盛り上げて、その勢いで総選挙」などと国民をなめたことを考えていると、今度こそとんでもないしっぺ返しを喰らうことになるでしょう。
因みに昨日、某野党の某元衆議院議員が、「後期高齢者医療制度に反対したのは〇〇党だけ」と街頭で喋っていたとの報道がありましたが、こういうウソは困りますね。選挙を控えできるだけ他党との差別化を図りたい気持ちはわかりますが、結果として自民党を利するだけということに気付いてもらいたいものです。