一ヶ月前の8月9日の「今日の一言」に書いた通り、安倍総理の退陣という運びとなりました。
次の総裁が誰になるにせよ、解散→総選挙→政権交代の流れに大きな変化はないわけですから、どうでもいいと言えばどうでもいい話かもしれませんが、取り敢えず、福田さんか麻生さんかで日本の外交政策が大きく左右されることだけは間違いありません。
特に今年12月には台湾、韓国で国政選挙が予定されており、極東の安定にとって極めて微妙な時期だけに、安倍→麻生の価値観外交路線から福田・近隣配慮路線への変更は、日本にとって決して良い結果をもたらさないだろうと憂慮しております。
安倍さんには、いろいろと未熟さもありましたが、ただ、基本的な外交路線だけは大きく間違ってはいなかったと、今更ですが一言「送別の辞」を贈りたいと思います。
ともかく、23日総裁選の結果を見守りましょう。