大方の予想どおり、自民党の総裁に福田氏が選ばれましたが、
一体全体、自民党という政党はどこに向かっているのでしょうか?
クロイツフェルト・ヤコブ病の原因とされる「プリオン」という
たんぱく質は、遺伝子情報を持たない有機体とされていますが、
今の自民党を見ていると、正にこの「プリオン」のような
「自らの生命を維持すること」以外何ら方向性が見えない物体と化してしまったかのようです。
これまで通り、対米追従の姿勢をとりながら、北朝鮮には対話路線への
転換というメッセージを送る。既に米朝協議の蚊帳の外に置かれた我が国に
最終的に突きつけられるのは、ただ「黙って金を出せ」という「国際社会からの要請」のみであるといった結末はもう見え見えです。
テロ特措法についても然りです。我々に今、本当に求められることは、
国際社会に向けてもっと主体的に正論を発信し続けることなのです。
内政に目を転じても、「改革を続行させながら、格差を是正する」
とは、言うは易しですが、では具体的にどうするのでしょうか??
その前に「改革」とは一体何だったのでしょうか??
皇室典範をいじるようなことを言ってましたが、本気なんでしょうか??
私共は、臨時国会(ようやく再開されそうですが)で今後の進路をきちっと示し、
この国を中枢から蝕む、この「謎の有機体」を断固粉砕します。